出張料理人の公開備忘録

専門学校卒業後、ホテルやレストランで製菓・仏・伊料理などを経験。現在は出張料理、出張料理教室、ケーキや焼き菓子の受注生産を中心に活動する他、テーマを設けたイベントや、同業種・他業種の方とのコラボイベントも定期的に開催しております。

Special sweets tables


久々の休日😚。

 


生憎の雨模様でしたが…、デリーモ目白店でのイベント、Special sweets tablesに参加してきました。

 


一品目は個性の違うタブレットが出され、コーヒー、紅茶、アイスショコラ、ワインからお好きなものを選んでマリアージュを楽しむもので、

 

アイスショコラと少し迷いましたが僕はワイン🍷を選択…、

 


見た目は鮮明な赤色…、ひとくち口にしてみるとフレッシュな苺🍓やラズベリーっぽい感じ…、

 


🤔💭「んっ…ガメイだ…💡」

 


黒品種の中で特にガメイ好きなガメラーの僕は思わず笑みが…☺️

 


チョコレート🍫との相性も、ガメイ特有のフルーティさや柔らくて優しいタンニンが、カカオの香り、苦味、甘味と補完し合って、

 


素晴らしいマリアージュでした。

 


二品目は和栗🌰を使ったモンブラン 無花果のコンポートとピスタチオのアイス

 

 

こちらも一品目と同じワイン🍷で…、

 

 

和栗の風味が良く、イタリア・ピエモンテ産🇮🇹のピスタチオを使ったアイスを口に含んだ時に、杏仁っぽい香りが鼻からスーッと抜けていったのには驚き😳!、

 

 

和栗やピスタチオのふくよかな味や風味、香りに、少しスパイシーな無花果のコンポートが、一品目とは違ったニュアンスでワイン🍷と合わさってました。

 


それと…初めて体験する食感のジェノワーズも面白かったです☺️。

 


続く三品目も、ボンボンショコラや、アマンドショコラ、マカロン、ディアマンショコラなど色んなものが味わえ、

 


すごく勉強になったし、贅沢な時間を楽しめました😋🍽。

 

 

江口シェフ、デリーモ目白店の皆様、御馳走様でした🙏。

 

 

 

f:id:onzedouze:20171016045756j:imagef:id:onzedouze:20171016045811j:imagef:id:onzedouze:20171016045838j:imagef:id:onzedouze:20171016045848j:imagef:id:onzedouze:20171016045907j:image

レモネード

 

 

 when life gives
 you a lemon,
 make lemonade,

 

 

「人生でレモンをもらったら、それでレモネードを作ればいい」

 

この言葉はウィリー・ディクソンというブルース歌手の言葉で、

 

以前…読んでいた本の中に載っていたのを見て、それ以来…自分の中に残ってる言葉です。

 

本来ブルースの由来は、 奴隷として重労働に従事していた、アフリカ系アメリカ人たちの魂を癒すために歌われた音楽で 、

  

「人種差別」や「重労働」という人生のレモンを手渡された黒人さんたちがその辛さを癒そうと創作したのがブルースの由来、

 
何だかこう聞くとしめぼったい感じがしますが…、

 
ウィリーの手がけるブルースは、都会的なセンスに加えて、切ない中にも楽しく軽快なメロディーを盛り込んで、レモンを「レモネード」に変えて楽しんでいた。

 

そんなウィリーのポジティブ思考を自分の中にも常に持っていられたらと思います。

 

 

f:id:onzedouze:20171004232742j:image 

バナナのパルフェ アーモンドのテュイル添え

f:id:onzedouze:20171003071423j:image

 

 

parfait a la banane tuile d 'amand 〜バナナのパルフェ アーモンドのテュイル添え

 


バナナ🍌をたっぷり使い、冷たくねっとりなめらかな舌触り、

 


レモン🍋の酸味も加えて後味さっぱりと仕上げました😊。

 


アーモンドたっぷりの香ばしいカリカリテュイルを添えて😋🍽

 

 

賄い

f:id:onzedouze:20171002104616j:image

 


パッと作れて腹持ちもいいので、作る頻度が高いまかない🍽

 


Spaghetti del poverello 〜スパゲティ・デル・ポヴェレッロ。

 


貧乏人のスパゲティと言われてる料理で、主な材料は卵🍳、パルメジャーノ🧀、スパゲティーのみのシンプルな構成、

 


でもこれが旨いんだよな…☺️。

 

 

アクアコッタ

f:id:onzedouze:20171002104215j:image

 


イタリア語🇮🇹で、acqua(水)+cotta(煮た)という意味を持つ acqua-cotta (アクアコッタ)というイタリア・トスカーナ地方🇮🇹の郷土料理😋🍽。

 


野菜(玉葱、セロリ、トマト)の旨味をそれぞれ引き出し、水を使って煮込んでスープに仕上げ…、

 


ポーチドエッグ、軽くトーストした正幹さんのリュスティックを浮かべて、

 


パルメジャーノ🧀を振りかけ、表面を軽くグラチネ🔥をしました☺️。

 


トマト🍅や、褐色に炒めた玉葱、チーズ🧀などにはグルタミン酸など色んな旨味成分が含まれていて、

 


動物性由来🐂🐖🐓のフォンやブイヨン、化学調味料などに頼らなくても、

 


ちょっとしたポイントで美味しいものが出来る事を、先日の出張料理教室で依頼者にお伝えして参りました☺️。

 

 

自然の表情

 

毎朝通る公園があるのですが、そこに植えられてる桜の木を度々眺めていると…、一年を通して四季折々の表情を見せてくれます。

 

 

春の満開の桜の花の華やかさから、夏の木の青々とした膨大な量の葉、その青々とした葉も、よく見るとどの一枚も太陽のエネルギーを浴びて光合成が出来るように出来ていて、

 


更に木の上部、下部の葉では日光の量に比例して色彩が異なってます。

 


夏が過ぎ、秋に差し掛かると…日が短くなり気温も下がってくる、そうすると木は周りから十分なエネルギーを得ることができなくなり、そこで木は活動を抑え休眠状態にはいります。

 


そうなると葉は不要になり、木は「もう葉は必要ない」と判断し、葉と枝のあいだに「離層」という仕切りを作って、木と葉の間で養分が循環しなくなり、

 


すると…葉の成分が変わって葉の色に変化が生じ、秋のグラデーションになって行きます。

 


こういった自然のメカニズムって考えてみるとものすごく不思議な事…。当たり前過ぎて見逃しているものに注視してみると感動出来る事って色んな所に転がっていて、これがサラダの盛り付けの表現にも活きたりする、

 


本で得る知識や、技術も大切ですが…、本当の意味での自分らしさを表現したい時、ポイントになるのはこういった部分だと思ってます。

 

 

f:id:onzedouze:20171001180657j:image

公開備忘録

 

現在…関東圏で、出張料理、出張料理教室、ケーキや焼き菓子の受注生産を中心に活動する他、毎回違ったテーマを設けたイベントを定期的に開催しております

 

 

望月 淳一と申します。

 

 

今回、こちらのブログを備忘録代わりに、食にまつわる情報や、自身の活動の事に加え、自身が感じた事や、思った事、考えている事など、ジャンルを問わずに書き記していきますので、

 

 

興味のある方は読んでいただけたらなと思っております。